訪問介護のサービス提供開始時における契約の流れ

介護福祉士を取得したら急に「訪問介護のサービス提供責任者の辞令をもらったが何もわからなくて困っている」「契約は緊張するから嫌い」という方いらっしゃいませんか。

大丈夫です、簡単・簡潔に契約の流れをマスターできる方法をこれから伝授したいと思います。

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訪問介護の契約の流れについて

・ケアマネより、訪問介護のサービスの調整依頼照会がきます。
・訪問介護の事業所内でサービスの調整を行います。
・訪問介護のサービス対応の可否の返答をケアマネに行います。
・自宅へ訪問し、訪問介護事業所の概要を重要事項説明書にて説明します。
・ご利用者様に納得していただいたら契約の流れとなります。
・契約に必要な書類一式に必要事項に記入していただきます。
・初回サービス同行し、利用開始という流れです。

この流れは、みなさんもう言うまでもありませんよね。

ですが、こうして文字にしてみると簡単なことだと思いませんか。

ですから、まず気負いすぎないということが大事です。

とにかく、シンプルに考えましょう。

仮に、あなたがミスを犯しても管理者がいますので、いざというときは大丈夫です。

怒られたとしても、責任はあなたにはありません。

ですが、やはり簡単と言いつつもご家族様やご利用者様を前にしますと緊張でなかなかできないものです。

ですから、緊張する時間をとにかく短くして、重要なことを簡潔にご利用者様にお伝えすることです。

そうしますと、徐々に緊張にも慣れてきますので、大丈夫です。

契約時にはここを抑えて簡潔に説明しましょう。

・ご家族様、ご利用者様がきちんと説明を聞いていられるのは、30分が限度です。30分で全てを終了させましょう。時間をかけると、余計なことまでお話しししてしまい、ドツボにはまることが多いので注意が必要です。

・重要なことを、先に説明しましょう。まずは、「料金のこと」「緊急時の連絡先の確認」「サービス範囲・内容の確認」などを重点に行いましょう。雑談は、すべて終わってからにしましょう。

・重要事項説明書・契約書はすべて説明せずに、とにかく重要なところだけ説明しましょう。

1ページから読み上げていては、苦行以外の何物でもありません。重要な箇所を説明したのち、残りは、ご利用者様、ご家族様に読んでおいていただくようにしましょう。また、適宜重要な箇所にマーカーでチェックしておくといいです。

・契約当日は、ご利用者様の不足情報のみをアセスメントをしましょう。

事前に、ケアマネから聞けるだけ情報は聞き出しておくようにします。

当日に、1から聞くのは、本当にナンセンスです。

まとめ

いかがでしたでしょうか、契約は難しく考えずに、シンプルに考えましょう。

しかも、この方法の方が、後からのトラブルも少なくなっています。

時間をかけた契約の場合の方がトラブルになることが多いです。

明日から、シンプル契約を心がけて、心の重荷を少しおろしてみてください。

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