訪問介護の事業所では、ヘルパーさんへのお給料の支払われ方は、求人票などを見ればわかりますが、本当に千差万別です。
手当の種類もそれぞれの事業所により異なります。
なかでも、ヘルパーさんが自分の車を使用して訪問する方式の訪問介護の場合は、その移動距離を考えますと、ガソリン代や消耗品はかなりの金額になります。
ですから、このガソリン代を含めた交通費に関する手当が支給されるかどうかは、訪問介護の仕事を探しているヘルパーさんにとってはかなりの重点項目になります。
訪問介護の仕事で自分の車両を利用したヘルパーさんに交通費が出るかどうかについて解説していきたいと思います。
交通費が時給に組み込まれている場合
時給が高めに設定されている場合は、交通費は支給されずに、ヘルパーさんが実費で負担するという訪問介護の事業所があります。
すでに、ヘルパーさんの時給に交通費も含まれているということです。
この場合は、ガソリン代が高くなろうが安くなろうが、自宅からご利用者様宅まで遠い場合でも時給が変わらない限り変動はありません。
これは、訪問介護の事業所を運営する方からすればメリットはあります。
訪問介護のサービス提供したものを1件ずつ、交通費を計算しなくて済みますので、圧倒的に事務量が少なくなります。
ガソリン代の価格と連動している
毎月に先月のガソリンの末端の小売価格の平均を調べて、(これも様々な走行距離の計算方法がありますが)例えば1リットルで、10キロ程度車が走行することとなどとして交通費が計算されます。
ですから、簡単に言えば燃費がいい車両に乗っていれば交通費の差額は自分のものにもなります。
さらにガソリン代も毎月変動しますので、大きな損は発生しません。
遠ければ交通費の金額が上がりますし、近ければ金額が少なくなるということになります。
ですが、訪問介護の事業所から、ヘルパーさんに支給される時給が安い場合が多いです。
車両の借り上げ料
交通費は、ガソリン代だけではありません。
走行すれば、オイル交換やタイヤ交換など消耗品を交換しなくてはいけません。
交通費には、これも含まれた形で、ヘルパーさんの時給が計算されたり、ガソリン代が計算されたりしています。
ですが、事業所によっては、1件あたりにつき、車両の借り上げ料が設定されている訪問介護の事業所もあります。
まとめ
このように、交通費の支給に関しては千差万別ですので、ヘルパーさんが仕事を探すときは、求人票をよくご覧になってみてください。
訪問介護の事業所さんは、車両の借り上げ料などを組み込めば、他の事業所と区別した求人が出せると思います。