訪問介護は、ご自宅に訪問しますので、何かとトラブルがあるのが日常ですよね。
それでもやはり緊急時の対応は、できる自信がないという方も多いのではないでしょうか。
では、緊急時の対応でテンパらないようにするには、どうしたらいいか解説していきたいと思います。
緊急時の連絡先や緊急時の対応を明記したものを電話のところに置かせていただく
訪問介護のサービス提供開始時などにおける、アセスメントの際に、お聞きした緊急連絡を、「緊急時の連絡カード」として、簡潔にまとめて、電話のある場所などに置かせていただくようにしましょう。
緊急時の連絡カードについては、インターネットなどで、書式が出回っていますので、それをご参考にしてみてください。
サービスに入るたびに、見ておくことで、日頃から、緊急時の対応や連絡先について反復確認することで、自然に身につくと思います。
この何気ない反復が重要なのです。
模擬の緊急時の対応の練習をしておく
サービス提供の開始終了などの電話連絡を訪問介護の事業所にすると思います。
そのような電話の際に、サービス提供責任者にお付き合いしてもらい、救急車の呼び方などの緊急時の対応について練習しておきましょう。
サービス開始時は、忙しいので、サービス提供終了後に行うといいでしょう。
なんとなく恥ずかしい気もしますが、平時にできないのに、緊急時に対応できるとは思えません。
しかもこのような、緊急時の対応の練習は、電話さえあれば、いつでもできると思いますので、ぜひ、取り入れてみてください。
何かあったら、まず深呼吸です
「なんだ、ありきたりだな」と思われた方もいらっしゃるでしょう。
ですが、これまでの経験上、これが一番効果あります。
みなさんは、これまでのことを踏まえて練習を積み重ねていれば、緊急時の対応については、完璧ですので自信を持っていいはずです。
ですから、「あーできない」と頭をよぎりますが、急なことで、少し慌てているだけで、できるはずです。
ですから、そんな時こそ一度落ち着いて、深呼吸すると、本当に、焦る気持ち落ち着き、いつものように、対応できるようになりますので、ぜひ、試してみてください。
まとめ
このように日頃から、緊急時の対応に慣れ練習するのが一番です。
これまで、解説してきたことを守って、深呼吸して、緊急時の対応に当たれば、そんなにテンパって、どうにもならなくなるようなことはないと思います。
ぜひ、落ち着いて、緊急時の対応に臨んで、ご利用者様の安全を確保できるよにしてください。