訪問介護における生活援助を極めるには

生活援助は、一歩間違えますと、訪問介護のサービスは家政婦さんのお仕事と勘違いされてしまいがちです。

ですが、訪問介護で提供されるべきサービスは、有資格者による、専門的な介護サービスのはずです。

ですから、訪問介護のサービス提供をする側(訪問介護員等)としては、生活援助を含めた全てのサービスを極めておかなくてはならないということになります。

その中でも生活援助を極めるためにはどうすればいいか解説していきたいと思います。

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自立支援のための生活援助とは

生活援助を極めるということは、まずは、介護保険の基本理念である、自立支援のためのサービスを提供するということを忘れてはなりません。

ただ漫然と生活援助のサービス提供することでは、自立支援にはなりません。

自立支援を軸としたサービス提供のためには、きちんとご利用者様の残存機能を最大限に生かし、また引き出さなくてはなりません。

ですが訪問介護員さんの中には、サービス提供するからには、そんなことを関係なしになんでもやらなくていけないと考える方も多く存在します。

この考えが、介護保険から大きく道を外れる結果となり、生活援助を極めることとはほど遠くなりかねません。

自立支援を軸としてどのように生活援助を極めるか

自立支援を軸としつつ、生活援助のサービス提供を極めるためには、どうすればいいでしょうか。

そのためには、その指針となる訪問介護計画書が必要になります。

ところで、訪問介護の計画書は漏れや遅れなく作成されていますよね?

作成されていなければ、実地指導などでは、指摘事項となってしまいますし、それだけではなく、生活援助を極めることがほど遠くなってしまいます。

訪問介護計画書に位置付けられたサービスを計画的に提供していれば、自立支援を軸としつつ生活援助を極める道を進んでいるということになります。

サービス手順書で生活援助を極める

生活援助の道を極めるための道のゴールはどこにあるでしょうか。

実は訪問介護の計画書の作成だけでは、ゴールまで行くには不十分です。

生活援助の道を極めゴールするためには、訪問介護計画書の他に、サービス手順書の作成および、その遵守が不可欠です

訪問介護計画書やサービス手順書により、均一なサービスを訪問介護員さん全員が足並みを揃えて行くことで、ようやく訪問介護の生活援助の道を極めることができるということです。

まとめ

訪問介護の生活援助の道を極めれば、おのずと、ご利用者様のできることが増えてきて(要支援・要介護度が低くなって)きます。

生活援助を訪問介護員全員で極めて、訪問介護の質の底上げをしていきましょう。

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