訪問介護サービスの提供する事業所を運営し、サービスを提供していく上では、たくさんの問題に遭遇すると思いますし、遭遇していると思います。
その中でも、訪問介護サービスを提供する事業所を運営していく上での問題点について解説していきたいと思います。
訪問介護サービスを提供する事業所で一番の問題点は
一番の問題点は、訪問介護サービスを提供する訪問介護員さんを集めることなのではないでしょうか。
とにかくいつでも、人手不足なのは間違いありません。
さらには、なぜか訪問介護サービスを提供する現場は、人気がありませんのでさらに、状況は厳しいですよね。
まず、訪問介護サービスを直接提供する訪問介護員さんがいなくてはサービスができませんので、本当に大きな問題と言えます。
さらに、訪問介護サービスの仕事を断ると、介護支援専門員さんは、あの事業所には頼めないとなってしまい仕事も減ってしまいます。
では、問題点を解決するために、どのように人材を確保すればいいでしょうか。
まず、基本的なことですが給与体系を見直さなくてはいけません。
例えばですが、ご利用者様への身体介護を1時間提供して、時給いくらで支給していますか?またはお考えですか?
身体介護の1時間のサービス提供で、総支給額千円以下の訪問介護の事業所の方は、諦めてください、もう人は集まりません。
やはり、ガソリン代や訪問介護員さんの車両を借りることなどをすることを考慮しますと、千円以下の金額では、働く方は全然メリットがありません。
訪問介護員さんは、本当に1日でいくらになるのか?1件でいくらになるのか?一番チェックしている項目ですので本当に重要です。
本気で考えるなら、1時間のサービス提供で、最低でも、総額1,800円で、さらにインパクトを与えるなら、総額2,000円は確保しなくてはダメですね。
ほとんど会社に残らないから無理という方は、早急に考えを改めてください。
訪問介護サービスを提供する事業所で二番の問題点は
就業した訪問介護サービスを提供する職員さんが辞めてしまうということです。
訪問介護のサービスをせっかく覚えていただいたのに、辞められるということが、一番の損失です。
給与以外で、現在働いている職員さんの一番の悩みは何かわかりますか?
そうです、ご利用者様との関係性です。
常にサービス中の問題ないかなど確認して、芽の小さいうちに、相談に乗っておかなくてはいけません。
これは、常にアンテナを高くしておくということですね。
まとめ
このようなことをしなくても、人材が確保できていれば問題はありません。
ですが、この2大問題点をクリアできていれば、訪問介護サービスを提供する事業所の運営する60パーセントの問題は解決できていますので、ご安心ください。