訪問介護の事業所を開業する際に申請できる助成金とは

訪問介護の事業所の開業を考えている人が一番に気になる情報、それは、助成金なのではないでしょうか。

開業したら、社会保険労務士さんに依頼すればいいやと考えている方、ちょっと待ってください、頼む前にまず、自分で調べてみて、申請も自分でやってみましょう。

それでは、訪問介護の事業所を開業するにあたって、どのような助成金があるか解説していきたいともいます。

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助成金をもらうために重要なこと

訪問介護の事業所を開業の際に申請するべき助成金の多くは、雇用に関係するものが多いですので、職員の募集を開始する前には、職安に求人票を提出することから始めなくてはなりません。

そしてとにかく、どの職員さんも、その求人をもとに職安を通して雇用することです。

厳密には、約束雇用と言って、職安に行く前に「雇用するから、職安行ってきて、書類もらってきてからにして」ということは、一番やってはいけないことですので、十分にご注意ください。

訪問介護の事業所を開業するために助成金をもらうためには、上記を守らないと、適用になるものもならなくなりますので、ご注意ください。

それでは、具体的な助成金についてみていきましょう。

受給資格者創業支援助成金

5年以上雇用保険に加入していた方が失業し、創業した場合に、1年以内に事業主となった場合に、開業に要した費用の一部を最大150万円まで助成されます。

これは、前から開業計画をしていた方は、対象となりません。

現在就業している事業所を辞めたりしてしまい、「やはり自分で開業してみよう」なんて方が対象になります。

トライアル雇用助成金

これは、かなりポピュラーな助成金ですので、聞いたことあるのではないでしょうか。

職業経験の不足などから就職が困難な求職者を原則3ヶ月間試用雇用することで、その適性や能力を見極めて、常用雇用に移行できるきっかけを作り出すものです。

1人あたり月4万円が上限で、3ヶ月間に渡って、助成金が支給されます。

特定就職困難者雇用助成金

高年齢者、障害者、母子家庭などの就職困難者を、継続して雇用する事業主に対して、助成金が支給されます。

高齢者、母子家庭の場合は、1年間で最大で60万円、身体・知的障害者は、1年間で最大で120万円、重度心身障がい者は、3年間で、最大で240万円の助成金が支給されます。

高齢者雇用開発特別奨励金

65歳以上の高齢者を、1年以上継続して雇用することが確実な事業主に対して、助成金が支給されます。

40万円~70万円が1年間で支給されます。

まとめ

このように、雇用関係の助成金がほとんどで、訪問介護の事業所を開業するので助成金ということはでは、なかなかありません。

ですから、雇用を開始する前によくよく、職安と相談の上、雇用を開始するようにしてください。

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