訪問介護で常勤換算と聞くけど何なの?

訪問介護の事業所で書類を作成していて、常勤換算と聞くと、拒絶反応出す人いませんか?

訪問介護の事業所では「常勤換算を教えてもらったけど、よく分からない」「なんとなく常勤換算の計算式の通りやるだけで詳しく分からない」などあまりいい印象がありません。

ですが、訪問介護の事業所では、常勤換算ができないと、人員基準を満たしているか確認できませんので、管理者やサービス提供責任者はできない、分からないでは済まないところではあります。

訪問介護の事業所で行う常勤換算をわかりやすく解説していきたいと思います。

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そもそも常勤換算とは

そもそも、訪問介護の事業所の常勤換算とは、「当該事業所の従業者の勤務のべ時間を常勤職員が勤務すべき時間数で、除することにより、当該事業所の従業者の員数を常勤職員の員数に換算すること」と規定されています。

訪問介護の事業所のパートさんは、それぞれの就業時間はまちまちですから、頭数が多くても、常勤の職員さんの何人分の時間を働いているかよくわかりませんよね。

ですから、訪問介護の事業所のパートさんの勤務時間を合わせると、常勤職員の何人分の働く時間となるのかということを計算して算出するわけです。

そして、得られた数値が、訪問介護の事業所のパートさんが常勤職員の何人分に該当するかわかるようになります。

その訪問介護の事業所のパートさんの人数と、常勤職員の人数を足し合わせて、人員基準が満たされているか(2.5人以上になっているか)サービス提供責任者の人数は適切かを確認します。

計算方法

まず、当然ですが訪問介護の事業所の常勤の職員さんが週に何時間働くのかが計算の基本になります。(今回は、40時間としておきましょう。)

非常勤職員全員(パートさん)の勤務時間の総合計を算出します。

それを4週間の平均勤務時間を割り出しますので、4で割りますと、全員分の週の平均勤務時間が算出されます。(今回は、算出した結果が180時間としておきましょう)

その得られた非常勤職員の平均勤務時間を常勤職員が勤務すべき週の時間数で割ります(今回は、40時間ですね)

ですから、180時間割ることの、40時間ですから、常勤換算は4.5人ということになります。

どうですか、簡単でしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか、慣れればさらに簡単になりますので、とにかくやってみることです。

言わずもがなですが、きちんと毎月の勤務表をきちんと整理して、勤務予定表と、勤務時実績を整理しておくことも重要ですので念のため。

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