訪問介護の事業所を開設し運営するために必要になる金額とは?

訪問介護の事業所を開設しようとしている方は、毎月実際どれだけの費用がかかるのか、不安だと思います。

訪問介護の事業所を開設し運営するために必要な費用について解説していきたいと思います。

今回は、便宜上株式会社の設立により、訪問介護の事業所を最低限の人員で運営することを前提としお話していきます。

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人件費用

人件費は、仕事のあるなしに関わらず毎月固定でかかる費用になります。

訪問介護員さんやサービス提供責任者を雇用しますと、当たり前ですが、個々に給与の高いとか安いとか出てくると思います。

今回は、個別に計算しますと大変ですので、平均を取り、給与20万円プラス諸経費(社会保険料、福利厚生費等を含めて)10万円で、1人あたりの費用は30万円とします。

訪問介護の事業所では、管理者を含めますと、常勤換算で、3人以上は必要ですので、月90万円の費用が固定でかかるということになります。

水道光熱費用

当然ですが事務所の電気代やガス代の費用がかかって来ます。

夏場や冬場は、思っている以上に空調(エアコン)などで電気代がかかりますので、2万円程度は見込んでおきます。

車両費用

訪問介護の訪問する用に会社の社用車(軽自動車)を1台管理するとします。

保険代、ガソリン代、メンテナンス代などにより、月5万円くらいかかります。

特定のスタンドの通うようにすると、管理も簡単になりますのでお勧めです。

通信費用

携帯代、固定電話代、FAX、インターネットやプロバイダの費用などは、最近ますます費用がかかるようになって来ており、4万円くらいかかります。

地代家賃費用

都市部と地方ではかなり金額が変わってくる項目です。

テナントやアパートの1室を借りていると仮定し、平均的な家賃を考慮しまして、ここでは10万円とします。

安い場所を借りれば、費用がかからなくなります。

雑費(事務費用)保険代

切り離せない事務用品代(紙、ファイル代、コピー機の運用費用)で、2万円くらいかかります。

訪問介護の事業所として、損害賠償保険やその他の保険にも加入しますと、月に1万円くらいかかります。

その他の雑費(香典などや、交際費など)として、5万円くらいかかります。

月の返済費用

事業を開設した際に借り入れを行った場合には、生じる費用です。

金額にもより変わりますが、ここでは月に10万円くらいを見込んでおきます。

まとめ

人件費が、90万円、事務所の固定運用費用として、21万円、その他の雑費として、月8万円、返済として、10万円の、総合計129万円になります。

訪問介護の事業所を1ヶ月運営しますと、129万円の費用がかるということになります。

ぜひ、開設を考えている方は参考にしてください。

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